INネパール 10日目 活動9日目

今日の活動は主に2つ。

①[CMC]にて病院見学(9:00~15:00)

②workshop on vital signs(16:00~18:00)    です。

まず①。病院名(正式)は[Chitwan Medical College&Teaching Hospital]。

今までとは違って、日本でもよく耳にするが見たことないような診療科を沢山見学できました!その数なんと15か所。

➊小児科:NICU/PICU/Nursery Ward/Pediatric Ward/Pediatric Surgeryなど沢山の部屋あり。機械は性能良い。病床は空いている(例:20床中9床使用)。

救急救命室:主に4つに分かれている。危険度順にREDエリア/YELLOWエリア/GREENエリア、そして小児用のPEDIATRICエリア。しかし、実際に小さな子供が搬送されたが危険度が高いため、REDエリアに運ばれていた。

➎外科病棟:手術した部位によって、病棟ルームが分かれている。ざっと見ただけでも10種類以上あった。

血液透析:10床ほどしかベッドがなかった。皆が常に処置用の青い服を着ていた。

ICU/MICU:他の場所と違い、冷房がガンガンにかかっている。ただ、奥には全部壁があり、詳しいところまで見学できなかった。

➑入院部屋:2階から4階まで連なっており、一人一人の個室となっている。具体的には840室あった。ただ空き部屋がとても多い。

➒(勉強用?)図書室:医学部生?らしき人が勉強していた。

➓眼科:個室で診察。日本と似ている印象。

⓫歯医者:処置用の機械(ベッドみたいなの)がめちゃくちゃ多い。見た目でも50個以上あった。大広場にズラーっと並んでいる。匂いが独特(苦手だった(笑))

⓬CCU:➐と同じ感じ。奥まで入れなかったが、冷房がガンガンにかかっていた。

⓭Neurosurgical ICU/SICU/ICU&Post-Op Ward:➐、⓬と同じ感じ。ICU系にも様々な種類があった。基本、全部涼しく、機械の設備が整っている。

⓮精神科病棟:匂いがきつかった(-_-;)。壁が多く、よく仕切られている。精神科病棟というだけあって、なんとなく怪しく、患者さんが怖かった…。

⓯整形外科病棟:見た目は他の病棟と変わらない。ベッドがガラ空きだった。

⓰手術室:オペ室が8つ、リカバリールームが1つある。今回は3つのオペ室を見学できた。(他のオペ室は中に入るのが許可されなかった。一つ目は、肩の骨を正常に戻す手術。二つ目は脳の手術。三つめは腹部の手術。

肩の手術は、医師同士の雑談が多く、マスクも手袋もせず携帯をいじりながらしゃべっている人がいた。衛生面は正直最悪だったと思う。なんらかの感染症がおきそうで心配になった。一方、脳の手術と腹部の手術は、雑談がなかった😅。ただ、医師側全員が手袋をしているわけではなく、機械は日本と変わらないものを使っている印象だが、衛生面はあまり管理されていなかった。

ちなみに脳の手術では、実際に脳の中を見た。血が大量に吸引されていて、本物の臓器を初めて見たので少し混乱した😓。

最後に②。プロジェクトアブロードのスタッフによりバイタルサインの講義が行われました。昨日と同じようにまず、スライドを使って、バイタルについての詳細な説明を受けました。その後、聴診器・血圧計・サチュレーションモニターが配られ、活動メンバーと互いに測定しあいました。血圧の測り方を初めて知ることができ、しっかりマスターできたので、とても面白かったです。